JA共済について
組合情報 | |
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共済名 | 農業協同組合(JA) |
設立年月日 | 1948年 |
契約件数 | 825万件(2018年度末) |
JA(農業協同組合)は農業の振興と地域社会の安心を目的に設立された協同組合で、JA共済はJAが組合員向けに提供している共済です。共済とは保険会社が販売している保険と基本的に同じしくみで、保険料(掛金)を支払うことで万が一の病気や事故に対して備えることができるものです。
自動車の事故やケガに対する共済「クルマスター」も提供されており、2018年度末時点で保有契約件数は825万件となっています。
JA共済の特徴
- 対人対物賠償、車両保障、各種特約など自動車保険と同様の保障がある
- 自賠責共済とのセットで掛金7%割引
- 専用スマホアプリ「くるまのミカタ」で事故受付やロードサービスの連絡ができる
JA共済の自動車共済「クルマスター」では、他の自動車保険と同様の保障を備えています。対人賠償、対物賠償、車両保障、人身傷害保障など自動車の事故やケガに対する基本的な保障をはじめ、レッカー車利用などの無料で利用できるロードサービスがあります。また弁護士保障費用特約や車両新価保障特約など各種特約を付加することで、さまざまなリスクに備えることも可能です。
法律で加入が強制されている自賠責保険(共済)ですが、JA共済で自動車共済と自賠責共済にセットで加入すると対物賠償の掛金が7%割引になります。他の自動車保険にはない割引制度で、JA共済で自動車共済に加入する場合はセットでお支払いされることをおすすめします。
加入者はスマートフォンで利用できる無料アプリ「くるまのミカタ」をダウンロードしておくことで、万が一の事故の際の事故受付やレッカー、ロードサービスの依頼をスムーズに行うことができます。GPSを利用した位置情報を発信することで、土地勘のない場所での事故でもより正確な位置情報を担当者に伝えることもできます。
JA共済のメリット
- 夜間休日現場急行サービス、初期対応サービスあり
- ゴールド免許割引12.5%、ASV割引9%など各種割引制度
JA共済のクルマスターに加入すると無料で利用できるロードサービスの他にも、夜間休日現場急行サービスや初期対応サービスを利用することができます。JAの営業時間外である平日17~23時、土日祝8~23時の間に連絡した事故については、提携している警備会社ALSOKの対応員が事故現場までかけつけてくれます。また平日17~21時、土日祝8~23時に連絡した事故については、初期対応専任スタッフが修理工場への連絡や代車の手配など迅速な対応を行ってくれます。
各種割引制度も充実しており、ゴールド免許をお持ちの方を記名被共済者にすると12.5%割引、AEB(衝突安全ブレーキ)が装着された車では9%割引などがあります。他にも長期優良契約割引が最大6%、新車割引で最高5%割引などさまざまな割引制度があり、対象の方は掛金が大きく割引されるメリットがあります。
JA共済のデメリット
- 基本的な保障の共済金額は一律
- 契約手続きのためにJAの店舗へ行く必要がある
JA共済のクルマスターでは対人、対物賠償の共済金額は一律で無制限となっており、加入者の希望する金額に変更することはできません。またダイレクト型ではないため掛金が比較的高く、組合員加入や契約手続きのためにはJA店舗へ行ったり担当者に来てもらう必要があります。
掛金の簡単なシミュレーションは公式サイトから行うことができますが、詳細な金額については店頭や担当者に見積書を作ってもらう必要があります。
JA共済のキャンペーン
- ためして見積もりキャンペーン(2020年4月1日~2021年3月31日)
- あんしんいっぱいキャンペーン(2020年4月1日~2021年3月31日)
JA共済の口コミ、評判
・農業をやっている人は基本的にJAで加入。出荷用のトラックも取り扱いがあって一割引きになるのは嬉しい。(20代、男性、自営業)
・家族みんなでクルマスターで契約しています。他社と違って2台目以降で割引になるのはメリットの1つ。(30代、女性、会社員)
・昔からずっとJAで加入していて、いざという時に顔見知りの担当者に相談できるのは良い面だと思います。(50代、女性、主婦)
JA共済のまとめ
浜辺美波さんをイメージキャラクターに採用しており、自動車保険だけではなく医療保障や建物などさまざまな保険(共済)を取り扱っているのが特徴の1つです。生活のさまざまなリスクについて一括で保障をお任せしたい方におすすめです。
公式サイト
・JA共済クルマスター
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